2018.7.26 ベトナム「ダナン」への観光にて初めて現地日本語ガイドを利用しました。

海外旅行で現地ガイドを利用するメリットデメリットを感じたままに書き残してみます。

 

メリット1:観光プランを考えなくてよい

言うまでもなく。
ガイドブックとにらめっこしながら観光プランを考えるのも旅行の醍醐味ですが、

勝手のわからない海外旅行の計画はハードルが高いですよね。

その点、現地ガイドをつければホテルまで歓送迎がついたり、現地で何かあっても通訳してくれたりと、安心感が半端ないです。

主要な観光地を巡って地元グルメを楽しむ王道ルートの旅であれば、オプションツアーがおススメですよ。

 

メリット2:観光スポットの知識が深まる

日本の博物館とかでも解説員がいるのと、いないのでは学べる知識に雲泥の差ができるのと同じですね。

例えばチャンパー王国として栄えたミーソン遺跡に残された像は頭より上がない。

正解は「フランス統治時代に金目の物をすべて自国に持ってかれてしまったため」だそう。

 

20世紀の戦争や植民地時代って本当に「文化」を破壊する酷い時代だ。
日本が統治した台湾などアジアの国々で、今でも親日国として日本が愛されている理由がわかる気がします。日本による統治の目的は「略奪」だけではなく、「発展」だったんですよね。

現地の文化を尊重したうえで「新幹線」など生活基盤の改善・経済力をつけさせて儲けようっていう。

普通に1人で観光していたら、こんなことが頭をよぎることもなく、なんとなしに雰囲気観光して終わってしまいますよね。

 

メリット3:現地の文化に触れられる

現地ガイドさんは、観光地の案内だけではなく、移動のバス車内などちょっとした合間にも色々なお話を聞かせてくれます。

 

例えば、今はリゾート地として有名なダナンの海岸沿いには、実は元々ベトナム戦争の墓地があったところだとか・・・

だから場所によっては “お化け” が出るとか出ないとか・・・ィヤァァァ!!!! ヽ(ι´Д`)ノ

でもベトナムにおける “お化け” というのは、”先祖が遊びに来る” 感覚らしいので、日本のような心霊的な意味合いは薄いのだとか。

 

また、ベトナム人は日本製が大好き。品質が良く永~く使えるからだそう。

生活必需品のバイクのことをどこのメーカー製であっても、「ホンダ」と呼ぶし、日本製の「ホンダ」「ヤマハ」が2大巨頭なんだとか。

でも、中国製の「ヤンママ」と偽ブランド品もあるってネタにしてましたw

スーパーの一角にあった「Casio」「Citizen」の腕時計売場でも「全部偽物よ~w」って笑ってました。┐(´~`)┌ ソ、ソウナンダー

 

こういうガイドブックにはなかなか書いていない現地人の生の情報が聞けるのも、現地ガイドの魅力ですね。

 

メリット4:親日感を感じられる
これは結構盲点でした。
ガイドさん、何故か観光地の入り口の注意書きの前で足を止めます。

「なぜ日本語の案内がないか?」

え?いきなりそんなクイズ出されましても・・・

確かに看板には、ベトナム語、英語、韓国語、中国語・・・

 

ダナン開発は韓国資本が突出してるらしいから韓・中はまぁ理解できますけども・・?

日本人観光客が少ないから?日本人は英語読めってこと?

う~ん?よくわかりません。

 

答えは

「日本人には注意する必要がないから」

なんですって。( *´艸`)

 

日本人は言われなくてもゴミはポイ捨てしないし、貴重な文化財をベタベタ触らないし、大声で迷惑かけないし。

ベトナムの人からすると、「日本人向けに注意書きするなんて、何と失礼なっ!」という感覚なんでしょう。

 

何とも嬉しく、日本人に生まれたことを誇りに思える一幕でした。

看板1つで、こんな素敵な解説が聞けてしまうのも現地ガイドの魅力ですね。

 

他にも、陽気な現地ガイドさん、しきりに中島美嘉の「雪の華」や、秦基博の「ひまわりの約束」なんかを歌ってくれました。しかもめっちゃ美声でお上手www

J-POPが当たり前のように浸透している様子が感じられてすごく親近感が湧きましたよ~♪

 

 

現地ガイド=外国人なのに、日本語がペラペラな人

 

これって、「日本の文化や日本人が大好き」だから頑張って勉強して日本語覚えた人ってことなんですよね。加えて、バイリンガルというだけで博識なのも間違いない。

とっても活き活きと案内してくれる姿が印象的でした。

きっと、日本人に自国を紹介できる事を誇りに思って働いている人が多いのではないでしょうか?

日本が世界中から愛されて尊敬されていることを肌で感じたい人には、現地ガイドが絶対おすすめですね。

 

 

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一方、現地ガイドにもデメリットはあると思います。

デメリット1:観光時間が縛られる

これはツアープランの宿命だと思いますが、ゆっくりする時間はないですね。

綺麗な景色を前に物思いにふけったり、仲間同士で写真撮りまくってはしゃいだりする余裕はないです。(参加者が少なければ、ガイドさんに写真撮ってもらえるメリットはあるけど)

 

他の参加者もいるので、歩き疲れてもゆっくり休憩するわけにもいかないし、
お土産も厳選してる暇はなく、フィーリングで買うしかない。

ご飯時くらいはゆっくりと時間を取ってくれると思いますが、詰込みハードスケジュールは致し方ないところですね。

 

なので、丸1日くらいは自由時間が確保された日程がベストじゃないかな~と思いました。

お土産や、もっと観光したいところを心行くまでリベンジ出来ますからね。

 

デメリット2:お土産屋さんは日本人価格

ツアーで日本人経営のお土産屋さんに案内してもらったんですが、これが所謂「日本人価格」でした(-_-;)

現地スーパーよりも割高なのは日本でも同じ事だとは思いますが、空港よりも高価だったのは衝撃でした・・・。。

日本人価格とは、”外国人が日本人の足元を見て設定する価格”という印象が強いので、日本のツアープランにも罠があるというのは勉強になりましたネ。。。

 

でもまぁ、日本語で商品説明をしてくれたり、品揃えも著しいハズレは置いてないでしょうし、「安心代」と割り切って利用する分には、許容範囲内だと思います。

 

終わりに

今回、私たちをガイドしてくれたベトナムの「Kさん」
素敵な旅の演出をありがとう。

外国人のお友達として再開してお酒でも飲めたら、絶対楽しいのに!!
とはいえ、連絡先なんて聞く勇気あるわけもなく。。

旅の醍醐味は「一期一会」という話は聞くけども、
その素晴しさとちょっと淋しい気持ちを体感できた人生初の経験でした。

 

私はKさんほど仏教とか詳しくないけれど、「運命」という人生の導きは割と信じている人種です。
この出会いが一期一会じゃないものなら、きっと何かの拍子にこのブログが目に留まって、
コメント経由で再び会話が楽しめる日が来る事を心待ちにして、日本での日常に戻ろと思いますw

By triumph

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